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第2回桐蔭マルシェで集まったフードドライブの食品を、認定NPO法人スマイルオブキッズ「リラのいえ」に寄贈いたしました。

2023年5月18日(木) 桐蔭マルシェの学生企画「フードドライブ」で集まった89点の未使用食品を、認定NPO法人スマイルオブキッズ 「リラのいえ」(横浜市南区)に寄贈いたしました。


(左から:本学学生2名、リラのいえ利用者様、ボランティアスタッフ様、事務局長、谷畑様)


本学の授業「サービス・ラーニング実習」で実習に行った学生から、実習後も「リラのいえの皆さんの力になりたい」という思いから、「フードドライブ」の活動を行いました。

「フードドライブ」とは、食品ロスの削減と食品を通じた社会貢献につながる、人にも食品にも、環境にもやさしい取り組みです。

 

実は、回収までの道のりは意外と大変でした。学生は横浜市資源循環局へ宣伝活動ののぼり等のレンタルの申請行うことからスタート、自分達で啓発チラシを作成し、4月の新入生ガイダンスでは、200部以上のチラシを配布しました。

学内では、学食等、計4カ所にて回収ボックスを設置したほか、4月23日開催の第2回桐蔭マルシェでは、アカデミウムの「SDGsマーケット会場」で「フードドライブ受付コーナー」を作り、来場される地域の方々からも寄贈をいただくことができました。

多くの皆様からのご協力をいただき、レトルト食品・缶詰・嗜好品をはじめ89点もの食品が集まりました。



今回、直接「リラのいえ」に寄贈をさせていただく際、ちょうど大きな手術を終えた生後2週間のお子さんをもつ親御様にお会いし、私たちは、その親御様を代表として食品をお渡しすることができました。 

親御様はとても喜んでくださり、また、スマイルオブキッズ 「リラのいえ」の皆さまも、とても喜んでくださいました。小さな命の前で、自分達が頑張った成果が実感できた瞬間でした。


学生からは、「次は他の団体様にも寄贈していきたい」や「さまざまな社会問題を実習やフードドライブを通して感じることができ、将来の道を改めて考えるきっかけとなりました。」など、学生からは身をもって、繋がること、寄贈の喜びを感じたようです。

さらに、「まだまだ周知が足りなかった」や「フードドライブという言葉の浸透がまだ認識されていないのでは?」と今後の課題も見えてきた様です。


【認定NPO法人スマイルオブキッズ 事務局長 谷畑育子様からのコメント】

学生さんの力は素晴らしいですね。今まで企業様からの支援はありましたが、学校・学園からの支援は初めてです。とても感謝しております。実は、すでに、桐蔭学園の卒業生さんが、個人的にボランティアにきてくださっており「リラのいえ」とのご縁に驚いています。

実習にきてくれた学生さんのつながりから、学園全体で支援してくださったことは「リラのいえ」の利用者様、ご家族の皆さんへの大きな力になりました。

フードドライブを通して私たちの活動が、皆様に関心を持っていただけたことは、大変感謝しております。

とおっしゃていただけました。


皆様のご協力本当にありがとうございました。


(集まった食品89点と、本学のフードドライブ企画メンバー)


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