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誰でも地域で取り組めるパラレルキャリアの効果と実践方法【OPEN記念講座】

法政大学大学院政策創造研究科 研究科長・教授

石山 恒貴

【開催日】2019年11月16日(土)


【講座概要】

パラレルキャリアとは、兼業・副業だけではなく、社会的な活動も含めた複業であり、人生100年時代にも対応した柔軟な生き方です。その効果としては、越境学習という、自分の視野が広がる学習の効果があります。パラレルキャリアは、難しいものではなく、様々な地域で誰でも取り組むことができます。本講座では、その実態、効果、実践方法について、ワークショップを交えて考えていきます。


【講師経歴】

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了、博士(政策学)。一橋大学卒業後、NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。越境的学習、キャリア形成、人的資源管理等が研究領域。日本労務学会理事、人材育成学会理事、フリーランス協会アドバイザリーボード、早稲田大学・大学総合研究センター招聘研究員、一般社団法人トライセクター顧問、NPOキャリア権推進ネットワーク授業開発委員長、一般社団法人ソーシャリスト21st理事、一般社団法人全国産業人能力開発団体連合会特別会員


【著作・作品】

主な著書:

『越境的学習のメカニズム』福村出版、2018年、

『パラレルキャリアを始めよう!』ダイヤモンド社、2015年、

『会社人生を後悔しない40代からの仕事術』(パーソル総研と共著)ダイヤモンド社、2018年  

主な論文:Role of knowledge brokers in communities of practice in Japan, Journal of Knowledge Management, Vol.20,No.6,2016.


【URL】https://www.facebook.com/IshiyamaNobutakaLab.Hosei/


◇ 受講レポート ◇

「誰でも地域で取り組めるパラレルキャリアの効果と実践方法」が2019年11月16日に開催されました。

講座には、パラレルキャリア歴のある方からこれからの実施を検討されている方までさまざまな年代・職業の方が参加されました。講師の石山恒貴先生は法政大学大学院政策創造研究科長・教授で、日本のパラレルキャリア研究の第一人者でいらっしゃいます。


講義は社会と雇用の変化についての話題から始まりました。私たちの未来は長寿化に伴い職業キャリアが長くなる。その上、AIなどの技術革新やシェアリングエコノミー等の社会の構造変化によって働き方が変化していく。そういう社会では職場でも家庭でもない「第三の場所=サードプレイス」を持つことで健康やスキル、ネットワークなどの見えない資産が増え、人生がより豊かになるとのこと。


「サードプレイス」を持つことがパラレルキャリアであり、ドラッカーはパラレルキャリアを「働きながら社会活動を行うこと」と提唱したそうです。「サードプレイス」は、自治会から趣味のサークル、一人で憩うコーヒーショップまで様々であるということでした。


講義の後半は数多くの実践例が紹介されました。生き生きとパラレルキャリアを積む方々のお話は大変興味深く、社員の社会活動を支援する企業のお話はとても新鮮でした。身近に感じる事例が多く、自分ごととして捉えることができます。


最後は、パラレルキャリアについてグループワーク。パラレルキャリアが今の仕事につながっている方のお話や、自分の趣味の活動が実はパラレルキャリアだと知ったなど、さまざまな意見で盛り上がりました。


石山先生の「一歩踏み出すと意外と次につながる」という言葉に背中を押されたという感想もあり、自分も新しい活動にチャレンジしてみたいと思うような実践的な内容の講座でした。



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